2015年12月15日火曜日

12月19日天王寺Movementさんへ!!

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アラサー最後のイベントとして?ではないですが、
来る12月19日土曜日に、大阪は天王寺にございますBicycle Studio movementさんにお邪魔させていただくことになりました。

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春先からこの日のために貯めに貯め込んだストックフレームがずらりと4本!!
(当日、サプライズの一本があるかも!!)
当方としては劇的な物量で皆様をお出迎えいたします。
もちろん即日ご成約可能なフレームばかり。


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純粋なロードスレームから29+、Disc Fixieなど変化球ものも充実!
幅広いジャンルの自転車好きの皆様に喜んでいただける(気がする)はず!


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なんと嬉しいことに、当日はMovementのご店主の弟さんが、京都で営むカレー屋さん”森林食堂さん”も応援にお越しくださるとのことで、
「ご飯も食べられるビルダーフレーム鑑賞会」そんな感じでぜひ大阪天王寺のMovementさんにお越しくださいまし〜!!


京都以外ではなかなか見る機会の無い?当Sunrise cyclesフレームをこの機会にぜひご検討ください。
12月19日土曜日にお会いしましょう〜!!
楽しみにしております。

2015年11月13日金曜日

Crown



日本語で肩、英語なら冠。

その心は、、、 よくわかりませんが、お気に入りです。

2015年8月11日火曜日

絶対に

誰でも観れるFaceBookページを始めました。

https://www.facebook.com/pages/Sunrise-cycles/1790589914500594?ref=aymt_homepage_panel

是非いいね!をよろしくお願いします。

2015年7月9日木曜日

ストックフレームのご案内 @大阪Movementさん

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雨ですね!!

秋雨の頃に次いで一年で二番目に好きな季節です。
今年は本当に梅雨らしい梅雨で毎日晴れ晴れしくてなりません。最高。
雨が嫌だ なんて奴の気が知れないよ。ほんと。

この素晴らしい季節が終わるとあの長い長い夏が来るのか と思うと、
あると思ってたビールが冷蔵庫にない時のような本当に絶望的な気分になりますね。。。
梅雨よ、永遠なれ。

前置きは以上です。


ロードです。


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Neo-Classicとか言って、去年の暮れにせこせこ作ってたロードフレームの(強いて言うなら双子の)弟分のフレームです。


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上と下で違う箇所があります。どこが違うでしょう?
と、間違い探しのようなものですね笑

(普段だったら、ここがこうでそこがああでここがこうしたらこうなって、、、(無限に続く) と自分で作っておきながら物自慢をひたすら続けるのですが、それは前回の分で済んでるからもういいのです。)

正解は ”なんかいろいろ違う” でした。
違う物です。 でもそれぞれが本物です。

それぞれを作っている時、僕は同じようなことを考えていたように思います。
だから僕にとっては全部一緒です。だから双子の弟。
まあ、とても気に入っている車両だからなんだっていいんですが。


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フレームには4(追記:5)つの在り方があると思っています。

1:凝らずにスゴい

2:凝っててスゴい

(5:特記事項なし)

3:凝らずに普通以下

4:凝ってて普通以下


んで、それがそのままフレームのヒエラルキーの在り方になると思っています。
僕のフレームが階層のどこにあるかは見る方が決めてもらえたらいいのですが、
2か4だったらいいな〜 と 思うッチャ。

100本の線でかっこいい絵を描くことはある程度簡単ですが、
一本の線でかっこいい絵を描くことは本当に難しいと思う。
僕にはできないかもしれない。 できたいけど。

そら凝っててダサかったら目も当てられませんて て思うんです。

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二枚の写真が間違い探しになる ってことはそれだけ視覚的な情報量が多いってことで、
2のフレームを望む今の僕にはとてもうれしいことです。
そして何よりそれらが”違う”ことが本当にうれしい。

寸分違わない2本のフレームを作って、全く同じ写真の撮り方をして、2枚並べてどこが違うかを問う。
2枚を眺め回して最後に気付く、「個体が違うんだ」と。(写真の現物が違う は無し)
いつかやってみたいことだけど僕には絶対無理。

たとえ二つでも、全く同じ物を作ることは僕にとって苦痛でしかありません。
というかできません。
腑抜けですいません。

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今日作って不味かった味噌汁を 明日もそう作れ と言われたら作るか??

NO!!

できるかい! だって不味いもん。 あたりまえやん。

自転車と味噌汁を一緒にするな??

F**K!!

味噌も糞も一緒じゃ!

そいつが望んでそいつが作る物にはそいつの思いが宿るわけです。だから一緒!


たとえそれが誰かにとっての”ダメさ”であっても、人はその人なりの”良さ”を求め続けると思う。
一体誰が低みを目指すの?
少なくとも僕は変わり続けることを望みます。



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このフレームフォークは現在、住所の番地がアメイジングな大阪天王寺のMovementさんにて展示、即売していただいております。

そのMovementさん、創始者は現CORNER BIKESの寒川さん。信じられん実力者です。
僕のフレームに声をかけてくれたのは当時Movementのオーナーだった彼でした。 
今、彼はサイクルデザイン専門学校の講師を経て、僕と同じ生業を堺にてされています。
魔法使いがまた一人増えたわけです。 ホンマにうれしいっす!

現オーナーは堀さん、カレー屋さんのお兄さんにしてハブ欲高めな下戸の兄さんです。
営業用笑顔にまでその人の良さが出る愛されキャラをお持ち。うらやましい〜〜
最期まで抜かない懐刀がチラリとでもあなたの目をかすめればあなたは彼の虜です。
いわゆる創作系の自転車がお好きな店長堀さんですが、実はそのチャリで何でもこなすぜ感が半端ない内なるオラオラ系 と感じております。

そしてMovement最後の刺客、高橋君。
京都の有名店店主をして「お前には負けへんぞ!」と言わしめる(二次元メインの)輪界無冠の帝王。
Movement凸凹コンビの凸の方w (嫌な気させたらごめんなさい)
「乗らなわからん けど乗ったらわかるやろ?」 と、基本の線引き我に有り のリアルイケイケ兄ちゃん。  僕はこの人大好きですよ!(虹色的にではなく)
乗ることで形成される彼の自信溢れる物言いはあなたの耳にも本当に心地よく届くはずです。


このフレームを皮切りに、ロード1本、特価MTB1本の計3本をMovementさんにて展示していただく予定をしております。
いずれも趣向の違うSunrise cycles製フレームが揃います。
堀さん、高橋君、よろしくお願いします!

Movementさんのことをご存知だった方もそうでない方も、ぜひこの週末はお店に足を運んでみてください。
その折にはぜひ僕の作ったフレームもご欄下さいませ〜

僕の代わりにフレームがお待ちしております。



Bicycle Studio Movement

http://movement-cycle.com

〒543-0052
大阪府大阪市天王寺区大道1-2-34
Tel 06-4303-3196


2015年6月10日水曜日

数字で

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最近、要所要所の計測器具を写真のようなダイヤルゲージ付きに交換していっています。
今までスコヤやハイトゲージなどで目視し ”ずれているか否か” でチェックしてきたわけですが、やっと ”どれぐらいずれているか” を
数字で把握することができるようになったわけです。

う〜〜ん、マンダム。 もとい! う〜〜ん、進歩!! 
と叫んでやってください。お願いします。

目的は自身のフレーム精度をより高めるため といったいかにもありそうで、それでいて意味のよくわからないことではなく、単純に当BYOBでつくられるフレームに公差を設けるためです。

以前、日本のラグビー代表監督に外国人が就任した際、ウェアラブル端末でデータを数値化しチームの劇的な強化を図った という話を聞きましたが、
その折に監督は
「日本人は数値化されると気にせざるを得ない国民性を持っている」
というようなことをいっていましたが、、
(というかその話を聞いて計器を作ろうと思った訳ですが)

確かに!! めっちゃ気になるわ〜


写真のエンド直角度測り器の他にBB直角度、ST水平度、チューブ曲がり度チェッカーも作ったのですが、目的違って作りましたが、図らずも自身のフレーム精度(とかいうもの)の向上にも一役買う結果になった訳です。

めでたしめでたし



ではなく本題はここからで、

今までこういう「精度高くフレーム作ってますよ!」っていう写真は全く撮る気がありませんでした。
この写真が真実である と、僕以外の誰が言えるのでしょうか。
この写真を見ただけで 「うわ! 精度高い!信頼できる!」って手放しで思えるおめでたい人が果たしているでしょうか。
ゲージの0点が直角であるとなぜわかるのでしょうか。
ただそれを意味する状態を作って撮られた写真ではない と一体何を根拠にそう言えるのでしょうか。
「こうやって測ってますよ」 という自己紹介的内容以外に、この写真を撮ることに何か意味があるのでしょうか。

ずっとそう思ってきました。


実際0点が直角だしこのフレームのエンドは120mmで0.02mmしか直角度が動いていませんでした。
つまりこの写真は本当です。

0.02/120mm = 0.117/700mm です。
つまりホイールの一端はたった0.06mmしか振らない計算になります。

ロードフレームのステイとリムの距離が左右で1ミリ違うと見たらわかります。
0.5ミリで「なんかずれてるなぁ」。
0.1ミリでは見てもわかりません。 少なくとも今の僕はその目を持っていません。

じゃあもし0なら? 実際に「全くずれていない」わけです。 当然です。

じゃあ、0.01なら? 0.001なら? 0.0001なら?


計器を作る以前の 「ずれているか否か / 0 or Not 」の状況においては”0”のみが意味のある数字でした。
人がホリゾンタルトップを求める理由はそこにあると僕は思っています。

0だから良い。0だから優れる。


そんな UBIに行けばフレームビルダーになれる といった考えにも近い、
=で事象を繋げられる、単純で簡単な答えの出し方しかない状態から脱却することがいかに重要か。
それこそがくるくる動く針の言うことだと思う。

例えるなら、
ドリルで穴を空けきらなければそれは凹みになり、とりもなおさずそれも穴であるというような。
0も1も均等にそこにあるというような。
写真が嘘である可能性と同じく、本当である可能性もまたある というような、
ちょっと考えれば当たりまえのことを右脳で理解させてくれた。

今回作った計器群から得たものは多かったようです。
夢の中のあたるの母のような気分です。


とりあえずやってみましょう

2015年4月27日月曜日

H's Road 完成〜


最新の完成の一本です。
TTφ28.6/DTφ34.9/STΦ28.6/Columbus LifeのゴンブトCS/焼入れΦ14SS 
の昨年から続けている軽量(今回は1.63kg程度)ロードフレームのスタイルでの一本です。




サイズ、仕様はオーナー様のご指定。
(ENVEのポストのヤグラは本体から抜かせて頂きました。本当に良かったのでしょうか。僕の作ったものがオーナー様にとってオリジナルに負けない事を願います。)

京都”シャカリキ”で活躍するH様、この度はお話を頂き本当にありがとうございました!
&空井戸・無我さん、毎度話を繋いで頂きおありがとうございます。






写真に納めて改めて、好きです!この個体!!(CM風)てな感想です。

ご多分に漏れず子供が出来てカメラを買った僕でした。
自転車小売店に勤務していた時も好きで自転車の写真を撮ってきましたが、
これほどシンプルなフレームで、これほど要素を抽出し易いフレームを見るのは本当に久しぶりです。


ファインダー越しにハイライトを必至で探さないといけないフレームを撮るほどツマラないことはありません。





「今日と違う明日が本当に来るというんですか?今日と違う昨日も思い出せんというのに」by♨ と。

たぶん製作者だから分かるディテールのアップデート箇所ってのが誰にでもあるんだと思います。
ちょっとでも前進!! 写真を撮って実感できた気がしました。




因に、、

今までRDハンガー部のM10x1.0のネジはエンド本体に立ててきましたが、今回からフルステンレスのインサートを使用しています。

一番有名なところではキースアンダーソンのTITOですが、スピードバーゲンのフレーム同じ構造っぽい?ですね。
  
具体的なメリットは「塗装しなくていいから組み付けが楽だよ」ぐらいのもんかと思いますが(今までもフェイスは着くから塗装を痛めないってのは同じ)、

高級車の証?一種のステータスみたいなもんだとご理解下さい。

RDの引っかけが逆Rになってる ってところも個人的には大きな進化です。



ちょっとしたアップデート箇所。
あなたのSunrise cyclesフレームではどこが変わっているでしょうね。


2015年4月22日水曜日

特価フレームのご案内!!


**特価フレームのご案内**


春の嵐が続く何ともおかしなこの春ですが、やっと春らしくなってきた感じですね。
気候の良い時に自転車に乗りたい!!

と、いうことで 特価フレームを販売致します!!

昨年Sunrise cyclesのスタンダードとするべく製作していた27.5"ホイールのMTBフレームの試作フレーム
試作とは言え、エンドやステンレスバッジ、4本をまとめてルートするワイヤー受けなど、ディテールはもちろんSunrise cycles純正!! 抜かりはありませんよ~

フレーム詳細

ETT/595 ST/410 HT/100 HA/69° SA/73.5° CS/425 BBdrop/35

最大タイヤ27.5"x2.35 、ZS44ヘッドセット対応 、 Φ27.2シートポスト 、135x10mmクイック仕様、ShimanoダイレクトマウントRD、68mmBB

フレーム本体 ¥170,000- 税別 *単色塗装費込み*





今後このフレーム形状での販売は一旦白紙に戻すことにしたため今回特価で大放出!!
もちろん一本のみ! ある意味幻の一本です。
今月末には塗装に回し赤く塗られ、その後販売店さんで飾って頂く予定となっております。



が、その前に!! 

今回、早いもん勝ち企画として、
本日から塗装屋さんへ発送する月末までの間にご成約頂けます方には、
¥10,000-引きの¥160,000- (税別) で販売致します!!
もちろんお好きなカラーでどうぞ。

さらにさらに!
同時に完成車への組立ても合わせてご用命頂けましたら、
さらに¥10,000-引きの¥150,000-で販売致します!
持ってけドロボウ! てなもんで、是非ご相談下さい~!!



このフレームの詳細は こちら からどうぞ!!

お問い合わせはお電話 03-6908-3934 , またはメールにてお気軽にどうぞ。
皆様のご注文、ご連絡お待ちしております!!


2015年1月26日月曜日

ハンドメイドバイシクル展終了です


と、いうわけで昨日、一昨日と二日間の展示を終えて参りました。
主催者の発表によりますと2433名もの方がご来場されたということで、僕の知る3年間は来場者が右肩上がり!
僕としてもとても嬉しいことです。
お越し頂いた皆様本当にありがとうございました。
(不覚にも、、写真を全く撮らない二日間になってしまいとても悔まれます。。
詳細はACE BicyclesさんのFlickrを是非どうぞ)

来場者数もさることながら今年は出展社数42社、前年比1.5倍となったそうです。

物事には大きな流れのようなものがあるんだな〜 と心底思いました。
僕はずっと動いているベルトコンベアーに途中から乗ってかろうじて落ちてないだけ。
ずっと乗ってる人々も乗ったけどやっぱ降りた人もいるようです。


「ハンドメイドバイシクル展」

”ハンドメイド” 、、、 何を持ってなのでしょうね。
いま地球で作られている自転車で全自動で作られているものはあるのでしょうか。
あったらマジで見たい。

今の車の量産車の作られ方は確かにハンドメイドとは言い難いと思います。
車が生まれて何年?詳しくは知りませんが自転車より遥かに後、でも自動化されている。

自転車が生まれて200年 とかよく言いますが、つまり200年間ずっと自動化する手間より手で作ったほうが早い と思われてき続けた結果なんだろうな〜 と今は思います。


今回の出展されていた方の中に、OX Engineering さんがいらっしゃいました。
個人的にも親交のあるかたが来られていました。
車いすで培われた技術を持って作られる超が付く高精度のアルミフレーム、話を聞けば聞くほどに究極のハンドメイドだと感じます。

MTBチーム、TUBAGRAのフレームを作られる岡安製作所さんと、TUBAGRAの首領。
自らの体を試験機と化してフレームの追求を続けるライダーとそれを実現するビルダー。
その様はフィールドの違いだけで、彼らの在り方、物の作り方、そしてなによりそのフレームを望む思いは、いわゆるトラディショナルなビルダーと選手のそれと同じであり、
そのフレームは一点の隙もなくハンドメイドである と感じるのです。


物を見てそう感じるか否か 今はそれが ハンドメイドか否か の僕の基準です。





展示会初日終了の後の一席の様子。
写真は台湾からのStubborn cycleworksのマークさんの奥様が撮影。拝借致しました。

全員が自転車製造従事者。本当に良い夜でした。

次回はStubborn cycleworksさんのお話をゆっくりと。。

皆様本当にお疲れさまでした。
来年もお会いできるのを楽しみにしています。


2015年1月22日木曜日

ハンドメイドバイシクル展に出展致します!




全開の投稿でもちょろっとお伝えしましたが、北の丸公園内 科学技術館にて開催される
日本ハンドメイドバイシクル展に出展致します。

Sunrise cyclesとして出展させてもらうのは3度目、ありがたいことです。

毎年、展示に向けて車両を作ってきましたが、今年の出展車両は

上の写真のNAHBS 出展のDixie!
昨年の夏、Handmade Bicycle Meeting in Kyotoにてのみ、国内で展示していた車両をご紹介します!


そしてこちらも毎年恒例となりました、高田馬場Workshop Monkey さんの最新車両をドロップ!!

店主今泉紀夫氏の理念により作り上げられる日本の山のためのMTB 98SH+を、テーパードコラム対応のヘッドチューブや142スルーアクスル、Φ30.9mmシートポスト(もちろんドロッパーポスト対応) と最新のスペックで製作!

もはやスタンダードの27.5"ホイール対応のリアバックは最大2.5"のタイヤを想定。
リアセンター425mmに、もちろんチェーンステイの凹みは一切無し。
同氏が30年かけて構築したMonkey Logicがこのフレームにもそこここにちりばめられています。


そして今回は実際の乗り手である今泉氏の御次男、ヒロ氏の要望を大きく取り入れ、フレーム各部もスペシャルな一本に仕上がっています。
世代を超えて進行形の進化を続けるMonkey號をぜひご覧下さい!!





昨年まで1ブース最大2台の出展だった展示会ですが、今年から最大3台に!!
その3台目にはできたてほやほやの一台、先日完成のロードフレームを展示します。




今後の我がSunrise cyclesの行く先を示す一台。
そのトータルとディールをぜひご覧下さい!


日本ハンドメイドバイシクル展 
2015年 1月 24、25日 9:30~17:00
@科学技術館1階 催事会場  !!入場無料!!


トラディショナルなツーリングファンの皆様はもちろん、未舗装専門のダートバイカー、
軽量命のカーボンローディーも、是非ハンドメイドフレームの先端を覗いてみて下さい!

皆様のお越しを心よりお待ちしております!!

よろしくお願いします(ぺこり)

2015年1月20日火曜日

今年は



2015年ですね。
今年、僕は34歳、妻は36歳、うちの子は7歳 になる予定です。
一月も後半ですが、本年もよろしくお願い致します。




アラサー最後の本年、一本目の完成はロードフレームでした。
アラサーかどうかは別にどうでもいいことなのですが、Neo-Classicをお題にした一本です。

実際にやろうと思い立ったのは、僕の中での去年のBike of the year であるSpecializedの記念モデルを見た事がその引き金でした。

こういった車両の在り方に於いて僕は今まで大きな勘違いをしてここまで来ました。
今では廃れた1"コラムのロードフレーム(とフォークとか1"以外にもその他のいろいろ)。

「1"ゆえの選択肢の無さ」とかは問題ではなく、「その車両がそこにある事」 それ自体が素晴らしいのだということを、Mark Dinucciに教えてもらった気がしました。

価値の比較の必要など無ければ1"だろうと2cmだろうと3尺だろうと、さして変わりは無く数字に特に意味は無いという事です。
それは正にBYOBで作られるフレームの在り方でもあります。
そして何より僕が作る僕の車両の在り方です。




今思うと2014年は本当に多くの事があった年でした。
不意に、あれも去年でこれも去年でそれも去年か〜 としみじみくるのです。

今年一本目のこの車両は例えるなら、去年をひとまとめにひっくるめて分別めんどくさいから全部こたつに突っ込んでそのまま酒呑みに行って忘れて三日後に掃除してるカミさんに見つかってこっぴどくしかられて平謝りするような一本です。
(妻の名誉のために言っておきますが、彼女は毎日掃除をしてくれますし、そもそもうちにはこたつはありません)

変わっていくことが出来るか? と問われたら「うん!」と答えるんでげす。





昨年作っていたロードフレーム、にNAHBSの車両。

今でもめちゃくちゃ好きなフレームです。
暗中模索を絵に描くような、そう聖司君のバイオリンのような一本。
矛盾だらけでただただ装飾的。向こう見ずで、だけどパワフルだった思うのです。



(写真を撮ってくれた町田さん、本当にありがとうございました!)

呑み屋でも一杯目が無ければ二杯目は存在するはずがないのと同じように、
去年が無ければ今年も無いんだと自らに言い聞かせ、一本の終わりを次の一本のスタートへと変えていくのです。



というわけで、
前置きが長くなりましたが、今年も1月24,25日に北の丸公園科学技術館にて開催される、
日本ハンドメイドバイシクル展にSunrise cyclesとして出展します!

写真のNeo-Classic Roadも塗装は間に合いませんでしたが展示予定!
NAHBSに出展のDIXIEを中心にSunrise cyclesの車両を一挙に展示します!!

もちろん我らがBYOB Factoryも、Bakansu cycle、タマゴ氏を中心に出展!!
Straw works秋山氏の車両と共に現場をミリ上げてくれますよ〜。

そして今年は飯泉氏のYanagi cycleがピンで酸洗、もとい!参戦!! 

皆様是非、今週末は九段下駅下車、科学技術館へお越し下さい〜!
皆様のご来場を一同心よりお待ちしております!!